スマトラ島東海岸 ジャンビで製作されたと思われる藍+茜染め更紗

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TOKO batik ではなくAntique shop にて購入。ジャワ島から集められたold batik とは趣きを異にする。バティック(batik)とは、染めようとする色以外のところを蝋で覆う技法と、その技法で染められた布を指す。 原初的な手法では柄は「点」で表されるが、一方では、多様なタッチの線や点で、インドネシア独特の世界観を表現する。 本品に関してさらに注目すべき特徴は線の細さと藍色の深さに匹敵する茜染めの鮮やかさである。藍染、藍『インディゴ』の話 インディゴとは、インド藍を指し、藍色を産み出す藍植物、そして色素の物質名もインディゴと言う。世界の代表的な藍植物4種 ① 蓼科のタデ藍     日本 ②豆科のコマツナギ  インド(indigo) ③狐の孫科キツネノマゴ 東南アジア(琉球藍) ④アブラナ科woad 欧州どれも葉をつけ花を咲かせる原野に自生する決して珍しい植物ではない。①と②の花は動物の尾のようで花の色も似ている。③の花は単独で咲き、ピンクから青の可憐な花を咲かせる。④はアブラナで花は黄色。 敢えて言うなら、どこにでも群生する雑草、育てるのは誰でもができる植物とはある専門家の言。とすると藍は案外身近にあるようだ。 ところが、インディゴ生成がことの外厄介な作業。布を染める藍を作るまでにおよそ100日を要する。 かくも厄介なインディゴの生成は、そもそもインディゴが水溶性でない特質を持っているからである。水に不溶の藍染料を可溶化させ、染織可能な状態にする工程が必須。インディゴから酸素を切り離すこと(還元)で科学変態させたインディゴ白を繊維に染み込ませ、染液から取り出し空気に当てる酸化作用で布が青くなるというのが藍染が自然と化学を身近に感じさせる由縁である。茜染め染料としてはインドネシアでは古くからヤエヤマアオキの樹皮や根をロウケツ染めに使用。学名 Morinda CItrifolia、熱帯の海岸林としてよく見かける、こちらも身近な存在の植物。夏に白い花をつけ、風船のように空洞な実は海水に浮き海流散布した植物と言われる。「椰子の実の唄」のように日本の島島にも辿り着いたのかもしれない。日本では「八重山青木」。  天然藍染めに天然茜染めの逸品の風格を有する。
カテゴリー:ホビー・楽器・アート>>>美術品・アンティーク・コレクション>>>工芸品
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